肝移植後の予防接種

胆道閉鎖症、肝移植

はじめに

肝移植後は生ワクチンが接種できないという事で、肝移植前に接種できるワクチンはすべて受けていました。

3歳になり日本脳炎の接種を受けた際に、生ワクチンも打てるはずとの話を受け調べる事にしました。

 

今回対象となる生ワクチンは水ぼうそう2回目です。

 

 

本文

 

予防接種時

日本脳炎ワクチンを接種した病院の説明では移植後2年を経つと生ワクチンが打てるようです。インターネットでもたしかにその様な記載があります。

とりあえず今回は接種せず、翌週に外来受診が予定されているのでその時に確認する事にしました。

今回は水ぼうそう2回目が対象ですがすでに定期接種の期間はすぎているので急ぐ必要もありませし。

 

保健所

以前に手術の関係により幾つかの予防接種が接種期間を過ぎていましたが、長期治療等で接種ができなかった幼児に対する費用の救済策があり利用しました。

今回も同様に処理できるかを保健所に確認したところ、同様の救済策があるようで申請用紙をもらいに保健所へ出向きました。

 

保健所で対象の疾病に当てはまるかを確認した後、病院の意見書を作成する様に要望され、意見書の提示により無料で接種ができるとの事でした。

なお、水ぼうそうワクチンを自費で支払うと7000円ぐらいで、病院の文章代が3800円するので自費3200円程お得に接種できるという事になります。

 

また保健所で、移植手術を受けた場合にすでに受けているワクチンの抗体がなくなる(低下する)事があるために、これまで接種したワクチンを再度接種することがあるとの事で、こちらの用紙ももらいました。

2回目の接種にあたっては費用補助の上限が決められれおり、個人でワクチン接種後に保健所に費用請求をする様です。

ただ、もらった資料では造血幹細胞移植とあったので肝移植のむーしんさんが必要なのか不明ではありますが、補助の対象ではあるようです。

 

 

外来受診

上記を踏まえ、外来受診で予防接種について相談をしました。

結果として、やはり生ワクチンの接種は出来ないと言うものです。ネットでみると接種を推奨している様な記載もあるので見解の違いもあるのかもしれませんし。細かい条件があるのかもしれません。

 

また2回目のワクチン接種についても一般的には行っていないようですが、むーしんさんについてはB型肝炎の抗体が無い(低い?)様なのでB型肝炎のワクチンは再度接種する事になりました。

確かに予防接種した時と今では肝臓が違うので抗体がないのかもしれません。

 

という事で病因で意見書を作成してもらう事にしました。完成に4週間程かかるのであわよくば日本脳炎2回目と一緒に接種したいです。

 

 

所感

肝移植後に生ワクチンを接種できるかは、病院毎に意見が違うような気がします。

予防接種の費用の補助などはこちらから確認しないと教えてもらえないので、こまめに保健所や役所に確認しておく事が必要なだと感じました。

 

 

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