2022年6月外来受診

胆道閉鎖症、肝移植

はじめに

今回は小児科、小児外科の受診。超音波の受診です。

先月の肝生検及び内視鏡検査の結果の連絡も受けます。

 

 

 

 

本文

小児科

体重身長の計測結果

体重12.6kg  (前月比-0.2kg)
身長90.2cm (前月比-0.2cm)

身長が減っているのは誤差でしょう。

食事の量は増えておらず、一方で幼稚園に通い運動量が増えており体重が減少するのは仕方ないかもしれません。

 

まず前回の内視鏡検査結果の報告を受けました。入院前にタール便が出ており肝生検と合わせて検査をしてもらっていました。退院時に大きな問題は無いと説明は受けていました。

今回内視鏡検査の写真を見ながら説明を受けました。静脈瘤はられないが、胃・小腸に赤い斑点状の物が見られ胃と小腸が荒れていると説明を受けました。

特別酷い訳では無いので胃薬と粘膜の保護薬を処方されました。

胃薬等で食欲が改善される事を期待して注入は変更無し(イノラス1日2袋)で1ヶ月半後に状況をみる事になりました。

 

肝生検については若干の拒絶反応がみられるが、移植後の状態としては特に問題となるレベルではないとの説明でした。詳細はわすれましたが幹細胞の状態をスコア化するようです。

 

その他要望接種の話をして小児科は終了しました。

 

 

超音波検査

これまでは検査中に大泣きしてまともに検査できませんでしたが、今回初めて静かに検査をすることができました。

成長ですね。

 

 

小児外科

肝生検の結果は概ね小児科の説明と変わりません。

若干の拒否反応の症状がみられるが特に問題となる状況では無いとの事で、免疫抑制剤の服用量は変化無し。

 

一方で現在むーしんさんは肌荒れがひどくなっており、所見中の好酸球がアトピー性皮膚炎による物の可能性もあるとの事で一度行きつけの皮膚科と相談の上、必要であれば院内の皮膚科を紹介するとの事でした。

移植後はアトピーやアレルギーが出やすくなる様です。免疫抑制剤をかえると良くなる事もあるようで必要があれば’検討するようです。

 

血液検査の結果は特に問題ありませんでした。

AST.    62(49)
ALT     50(44)
T-Bil    0.2(0.4)
D-Bil    0.1未満(0.1)
CRP    0.06(0.1)

()の数値は肝生検の入院時のデータです。ここにはありませんが入院時の検査では貧血の症状が出ていた様です。血便との関係性があったのかもしれませんが、最新のデータでは回復しています。(ヘモグロビン濃度8.9→11.3)

 

超音波検査結果について、以前より指摘されていますが、門脈接合部の狭窄が発生しています。現状狭窄が発生しているものの状況の悪化は発生していない事より様子見という事になりました。成長と共に改善する事もあるそうなので自然治癒する事に期待します。

 

次回は8月に小児科と小児外科受診です。

 

 

 

所感

肝生検の結果が特に大きな問題がない様で安心です。私は多少の拒絶反応の発生は気になっていません。免疫抑制剤を飲むという事は移植後は拒絶反応があるのが普通だと思っているからです。

栄養面についてはなかなか食事量が増えていかず、経管栄養のチューブがとれるのはだいぶ先な気がしています。食が細い子は小学校ぐらいまでかかる事もあるようなのでまだ1、2年かかるのかもしれません。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました