はじめに
昨年10月(1歳)に人生初の動物園に行きましたがまったく興味を示しませんでした。
動物より周りの子どもたちに興味が向いているようでした。
退院してあまり間が無く他の子供と接することが無かった為に子供が大勢いることが珍しく、動物より興味が出たのでは無いのかと思われる。
2歳になりデイサービスで他の子供と接する機会も増え、ライオン、うさぎ、キリンなど特徴のあるメジャーな動物は認識できているので去年とは異なる反応がでるのでしょうか?
今回行く動物園はむーしんさんの身体障害者手帳をつかえば同伴者1人は無料で入園できます。お財布にやさしいですね。
動物園に行く前に
動物園に行く前に難波にある『FUJIFILM Imaging Plaza』でデジカメを借りて行くことにしました。
ここでは富士フィルムのカメラとレンズが当日返却であれば無料でレンタルできます。
来年の入園式に向けて購入を計画しているX-E4をレンタルし動物園での試し撮りもしてみることにします。
本文
結論から言えば微妙な反応でした。動物を見るより道端でいい子で遊んでいます。
絵本やアニメに出る動物違い本物の動物は寝たり歩くだけで、歌を歌ったり踊ったりしてくれないので退屈なのでしょうか?。動物園にいる虎は”しまじろう音頭”を踊ってくれませんからね。
またむーしんさんがDVD等でよく見るカバと動物園のカバはだいぶ違うように見えます。とても同じ生物にはみえません。実物は人相がだいぶ悪いです。
それでも一応それなりに反応してくれたのは、シロクマとサイでした。
シロクマは水中でかなり活発に動いていましたし、サイも目の前で動いていたので興味を示したようです。
ただこれも”シロクマ”や”サイ”自体に興味を示している訳では無い様です。
ムーシンさんにはまだアニメや絵本で見る動物と実際の動物がリンク出来ていないように感じます。さらなる学習が必要な様です。
所感
DVDや絵本で興味があるからと言って実物に興味があるかは別の問題の様です。好きなのはDVDや絵本にでる動物であって実際の動物では無いのかもしれません。実物はアニメ程可愛くはないですからね。
またむーしんさんは、現時点ではおもちゃはおもちゃ、アニメはアニメ、絵本は絵本とそれぞれが完結し現実とリンクしていないようです。
アニメや絵本は特徴をデフォルメする傾向があります。実物からデフォルメされたキャラクターから連想できるでしょうが、デフォルメされたキャラから実物を想像する事はむずかしいと思います。
極端に言えば、虎を知っている人がしまじろうを見れば、しまじろうは虎のキャラクターと認識出来るでしょうが、しまじろう”だけ”を知っている子供が”虎”を見てしまじろうは虎のキャラクターと認識は出来ないと思います。
病気の為に外出の機会が少なくアニメや絵本で情報が得る事が多かった為に、現実世界とのリンクがまだ十分で無いのかと思います。それでも乗り物や野菜果物の一部は出来ているようなので今後の成長を待つしか無いです。
入院期間中に考えていた事に実物が先か絵本が先か問題があります。
例えば飛行機ですが空を飛ぶので人気の乗り物だと思います。絵本などにも良く登場します。しかし絵本の中の飛行機は実際に動いているわけではありませんし、そもそも実物を見たことが無いのであれば絵本の中の飛行機はただの模様でしかありません。これは動物や果物でも同じと思います。
従って、私は実物を見たことが無いのにいくら絵で見せても意味がないのでは無いかと考えていました。
もう少し経験を積めば絵だけでも実物を想像ができるのでしょうが、幼児期にそれは無理だと思います。
やはり実際に物を見て興味を持ち、絵本で復習するというルーティーンが必要なのでは無いかと考えています。
その点においても入院期間が長く外出があまり出来ていないことが成長にマイナス面をもたらしていると考えています。
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