移植後の食事について気をつけていること

胆道閉鎖症、肝移植

移植後の食事について気をつけていること

 

まとめ

調理

1.調理後(加熱後)2時間以内に食べる。
2.冷蔵保存は24時間以内で再加熱をおこなう。
3.生野菜は基本的に食べない。
4.飲み水は煮沸後冷蔵し24時間を過ぎると廃棄。
5.ふきんは毎回交換。週に1回漂白除菌。
6.最終加熱後のまな板と包丁は専用の物を使用する。
7.調理後はすぐにラップをかける。ラップは専用。
8.果物は基本的に皮をむいて食べる。
9.食器は専用のケースで保管(UV除菌ケース)。
10.調理器具は自然乾燥後アルコールスプレー除菌。

材料

A.カットした果物は購入しない。
B.密封されていないお菓子、総菜類は購入しない。
C.レモンの入っている物は購入しない。

外食

a.バイキング形式は利用しない。
b.加熱していない料理は食べない。
c.素材が想像できる物を注文する。
d.デイサービスの弁当は直前につくり配達する。

 

導入

移植後の食事については免疫抑制剤に影響を与えるグレープフルーツ以外に食中毒に注意が必要との事なので自分が気をつけている事。やっていることは当然の事かもしれないが自分にとっては気をつけているつもり。食中毒については完全に防ぐ方法は無く、どれだけリスクを下げられるかと思っている。

 

詳細

調理

1.調理後(加熱後)2時間以内に食べる。
病院での食事が衛生面で2時間以内の制約があった為にそのままその条件を継続している。基本的に2時間も待つことはないので運用面での問題は感じていない。CVやEDチューブ接続中に子供から目を離す時間をできるだけ短くする為に一日の食事は朝の内にすべて前処理をおわらせておき、食事の直前に最終加熱からを行う用にしている。

 

2.冷蔵保存は24時間以内で再加熱をおこなう。
冷蔵保管は1日までと指導されているので24時間で管理をしている。冷蔵したものは再度加熱(温めでは無く加熱処理)をして食べるようにしている。調理済み品を冷蔵する事はまず無く、しかかり状態(トマトソース等)の物しか保存はしていない。

 

3.生野菜は基本的に食べない。
生野菜は雑菌が洗い流せない可能性があるので極力食べない様にしている。例外としてプチトマトの様に表面がつるっとしていて洗いやすい野菜は食べている。

 

4.飲み水は煮沸後冷蔵し24時間を過ぎると廃棄。
飲料水は基本的に煮沸した水道水を使用している。カルキ成分があるので水道水の方が衛生的と考えている。同じ理由で浄水器はあえて使用しない。ペットボトルの水を飲むときは開封後は冷蔵して24時間以内に消費している。

 

5.ふきんは毎回交換。週に1回漂白除菌。
ふきんは大量に準備しており、1回つかうと洗って天日干しをする様にしている。基本は水切り後自然乾燥をさせているのでそれほど使うことも無いですが。週末にはまとめて漂白剤で除菌をしている。

 

6.最終加熱後のまな板と包丁は専用の物を使用する。
子供が食べやすいサイズにする為に調理後カットをする事があるが、そのとき使用する包丁とまな板は専用の物を準備している。従って家には野菜用、肉魚用、調理後カット用の3枚のまな板と3本の包丁をつかっている。

 

7.調理後はすぐにラップをかける。ラップは専用。
調理完成後はすぐにラップをかけておく様にしている。生肉や魚もラップする事があるので調理中にしようするラップと完成品に使うラップは分けている。使い間違えないようにラップの幅を変えている。

 

8.果物は基本的に皮をむいて食べる。
そのままの意味です。果物には普通皮があるので大抵皮をむく事にはなるのだが。
苺は表面の種を部分をカットしているがそもそも苺を食べてくれない。

 

9.食器は専用のケースで保管(UV除菌ケース)
UV除菌の保管ケースを購入して子供用食器の専用保管庫として使用している。効果は不明ですが。

 

10.調理器具は自然乾燥後アルコールスプレー除菌。
洗った食器は基本は水切り台で自然乾燥をして残った水分はふきんでふき取る。その後食器および台所全体をアルコールスプレー除菌をしている。アルコールはAmazonで教務用の物を購入した。

 

材料

A.カットした果物は購入しない。
カットした果物はカットした状態と時期が不明なので購入しない様にしている。野菜は加熱するのでそれほど気にしてはいない。家でカットした場合はすぐにラップして次回食べるときは断面部をすてている。(実際は私が食べるのだが)

 

B.密封されていないお菓子、総菜類は購入しない。
そのままの意味です。
スーパーの惣菜も購入はしおらず、屋台等の食べ物も購入しない様にしている。

 

C.レモンの入っている物は購入しない。
退院時の指導でレモンは食べてもよいがレモンの皮がNGとらしいのでレモンは食べないと決めている。成分リストにあるレモンの表記では皮が入っているかどうかは確認のできないのでレモン全体をやめている。
そもそも基本的に柑橘系の味付けのものは購入していないが。

 

外食

a.バイキング形式は利用しない。
調理時間と保存状態がに不安があるので避けている。パン屋などでパンを購入する事はあるのでダブルスタンダードな気もするが。パン等を購入するときは、クロワッサンやドーナツなど具材が入って無いシンプルな物を選びすぐに食べる様にはしている。あくまでリスクを下げると言う観点で考えている。

 

b.加熱してない料理は食べない。
保存状態に不安があるので外では生野菜を食べない。また同様に氷も食べない様にしている。
以前中国で働いていた時にお腹を壊す原因は生野菜と氷と教えれていたのでそれを基本にしている。

 

c.素材が想像できる物を注文する。
調理で使用している素材を完全に把握しているレストラン等はほぼ無いと思う。従って外食をしない事が一番であるとは思っているが現実的ではない。警戒しているのは記載されていない柑橘系素材なので注文の際は完成品から素材がほぼ想像でき柑橘系の材料が入っていないと思われる物を注文している。

 

d.デイサービスの弁当は直前につくり配達する。
調理時の衛生管理を気をつけていれば保冷剤で大丈夫と言われているが、調理時の衛生管理に自信がないので昼食の時間から逆算してお弁当をつくり届けている。いまは仕事をしていないので届ける事は問題ないのだが今後どうするかは考える必要があるかなと思っている。

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