はじめに
この度、奥さんの扶養家族に入る事にしました。
日本に帰国後、私と子供は国民健康保険に加入している状況でした。まあ無職でしたし当然です。
妻が今年4月から仕事を始めており、試験期間が終わった事で妻の扶養へ変更することにしました
本文
これまで扶養家族等の手続きをしたことが無いのでとりあえず妻の会社に申請をしてもらいました。
手続き(保険証が届く迄)に2週間かかると言うことで今回はタイミング的にどうしても外来時に保険証が無い状況がでてきてしまいます。
通常(?)でしたら月内に保険証が届けば病院で10割負担しないで処理してくれる様ですが、大学病院はそのような融通は効かない様です。患者数が違いますからしかたありませんね。
とは言え10割負担の場合は薬代を含め約9万円を建て替える必要がありますので絶対に還付してもらう必要があります。
従い私のすべき事は【子供医療】と【小児慢性特定疾患】の変更手続きと、治療費の還付請求です。
どちらも新しい健康保険証がなければ始まりません。
続けて子供の医療費補助の変更手続きと10割支払った治療費の還付請求をする必要があります。
医療費補助の変更手続き
1)小児慢性特定疾病
2)こども医療
の2点です。小児慢性特定疾病は保健センターで手続き、こども医療は市役所と手続き場所が違うのが面倒ですが仕方ありません。
なお、小児慢性特定疾病の方は今回被保険者が変わる(私→妻)事で受給者証が新しくなるそうです。小児慢性特定疾病の受給者証の発行には毎回2ヶ月程かかっていますから次回通院時には受給者証が無いことになってしまいそうです。入院の予定は無いので次回外来はこども医療で処理する必要がありそうです。
どちらもまずは新しい保険証が来ないとはじめられません。
治療費の還付請求
【病院で10割負担】→【保険協会に還付請求(7割分還付)】→【小児慢性特定疾病の還付請求(自己負担額分以外の還付)】→【子供医療の還付請求(自己負担額以外の還付)】となります。
事前の準備として、病院からの領収書と診療明細書が必要ですのでこれをコピーしておく必要があります。保険組合に原紙を提出しますので市役所や保健センターにはコピーを提出する必要があります。
なお、小児慢性特定疾病の還付については私の場合は小児慢性特定疾病の自己負担2500円で、こども医療の自己負担500円ですので直接子供医療の還付をして済ませようと思っています。入院していなければ”私から見れば”小児慢性特定疾病を使用する必要がありません。
こちらも新しい保健証が来てからの処理です。絶対に領収書をなくすミスをしてはいけません。
所感
いきなり話はそれますが、子供の扶養家族は特に問題なかったのですが私の手続きは少しつまづきました。
理由は退職証明が無いことです。とうぜん10年前に日本企業をやめた時に貰っていますがもうなくしてしまいました。すぐに海外に転職したので失業保険ももらわなかったので使うこともありませんでした。
10年前の退職証明に意味があるのかも不明ですが退職証明書は重要なんですね。
さて、今回の手続きで思った事は手続きの面倒さなどではなく、むーしんさんの治療費の高さです。
本文に約9万と記載しました、内訳は通院費2万と薬代7万です。これには現在服用しているイノラスは含まれていないので今後も発生する費用ですね。
今後3割負担になると考えれば、こども医療の補助が終了した後は毎月3万円ほどの治療費が発生することになります。結構大きいですね。
実際には20歳以降は指定難病の医療補助があり、月1万円程度の負担済むとは思うのですが、むーしんさんが治療費を気にする必要がないだけの貯蓄を残してあげたいです。
金額的には障害者扶養共済を利用するのが良さそうです。2口加入すれば4万円でいい感じです。わたしの年齢が高いので早めにもらえそうです。
また同時に思うことは、この制度が今後も続くかは不確定であると言うことです。
福祉は政治と経済に密接な関係があります。政治はともかく経済状態の悪化は非常に困ります。現在の福祉が得られるのは極論すれば国に賄うだけの税金があるからです。今後間違いなく国の経済状況は悪化するはずですから、この様な制度に頼り切った生活設計をする訳にはいきません。
現在家計状況は厳しいですが、なんとか方法を模索するしかありませんね。
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