門脈拡張手術まとめ

今回の入院で知った事について

 

今回、門脈の狭窄が原因による大腸の静脈瘤からの出血により入院しました。

門脈の狭窄自体は以前から指摘されているものでどこかのタイミングで処置が必要な可能性は指摘されていましたが、処置をするより早く下血が発生してしまった様です。

 

今回得た知識をまとめると、

1)血便の色は出血場所と出血量によって変わる。

2)門脈拡張手術は数回に渡って行われる。

3)出血と貧血について

 

 

1)血便の色は出血場所と出血量によって変わる。

以前にも血便は発生していたのですが、今回の血便と状態が異なる理由としては、出血量の差に起因するようです。

これまでは、鮮血がでれば肛門に近く、黒ければ(タール便)であれば肛門から遠いと考えていましたし、その様な説明を受けていました。

 

これまでの出血も実際は今回と同様に大腸から発生していたが、出血量がすくなく黒い便となっていたと推測され、今回出血量が多い事が下血となった原因と推測されています。

これまで月1回程度タール便がでていましたが、やはりこの頻度は問題があった様です。実際入院した翌週はCTを計画されていました。

 

 

 

2)門脈拡張手術は数回に渡って行われる。

手術は1度で終わると思っていましたが、1回の手術では十分に拡張できない事が多く、数回に渡って行われる様です。

今回の手術後のCT撮影の結果によると、再度狭窄の状態になっている様です。ただこれまでの状態よりは改善されている様です。

むーしんさんの場合、半年から1年後に再度手術を行う計画のようです。

 

今回完全に治癒していない状態で退院するために、再度出血がある可能性を説明されており不安が残っています。

また現時点で十分に拡張できたとしても、将来的には再度狭窄状態になる可能性は残っているようです。

 

 

 

3)出血と貧血について

今回大量出血した際、むーしんさんの意識が飛びそうな感じがあった為に危険な状況と感じすぐ病院へいきました。

救急車をよぶかタクシーで行くか悩みましたが、しばらくすると意識はしっかりしてきたのでタクシーで病院へ行きました。

入院時のヘモグロビン値は7.0と低いですが生命の危機と言うような数値では無かったようです。ネットで見る限り、ヘモグロビン値6台で普通に過ごせている人もいるようです。

 

今回、血管が完全に拡張していない状態で退院する事から、ふたたび出血するリスクがあるために、今回の出血がどの程度だったのかを聞きました。

入院中も今回救急車を呼ぶべきだったのか?との疑問が残っていました。

 

回答としては不明と言うことでした。理由については

出血直後の採血では血液量がへっているが血液の密度が変わっていないのでヘモグロビンの値は変化していない可能性がある。

貧血は減った血液をべつの体液で補充する事で進行していくようです。

 

今回は、すぐに輸血をして貧血状態を改善した為に最終的な状況がどうだったかについてはヘモグロビン値だけでは判断出来ない様です。

ただ、次回大量に出血したら救急車を呼んだ方が良いとの事なので、同様の状況になった場合は躊躇わず救急車を呼ぼうと思います。

 

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