はじめに
以前はあまりYoutubeやDVDを見せないようにしていましたが、しまじろうのDVDのまねをしてダンスをしたりするのを見てある程度YoutubeやDVDを見せて良いのかなと思えてきてある程度は自由にみせています。
現在1日の内にYutubeを見ているのは
−朝の注入時間(1.5時間ぐらい)
−夕食の片付け時間(0.5時間ぐらい)
−経管栄養チューブ及び固定テープ交換後(0.5時間ぐらい)
やや長めですかね。
本文
最近は英語のYoutubeをみながらアルファベットが言える様になってきて、動物の名前なども英語で理解しているようです。Youtubeをみせることも意味があるのだろうと思えてきました。
しかし一方で最近問題を感じています。
Youtubeはその特性上、動画時間は短めで面白い箇所のみを集めた様な構成になっています。動画につまらない箇所があれば再生を辞めてしまわれる恐れがあるので仕方ない事です。動画のテンポも良い事やGoogleのおすすめのリストもあり次々と動画を再生していきます。
一方動画がつまらないとすぐに中断し次の動画に移っていきますし、気に入ったものであれば何度も再生をして見ています。自分が面白いと感じた動画だけをみる感じです。
また同時に最近しまじろうのDVDを見ることが減っています。しまじろうのDVDは20分以上あり内容も多岐に渡っています。そうなればどうしてもむーしんさんの興味が無い内容もでてきます。その為DVDをみても途中で辞めて次の動画に移っているようです。
これはあまり良くない傾向と考えています。問題点は大きく2つです。
1)見ている内容に偏りが発生している。
2)興味の無い動画を見ない。
これが出来る事がYoutubeがTVより視聴されている理由でもある訳ですが、やはり弊害はあるようです。
1)見ている内容に偏りが発生している。
視聴している内容に偏りがある事により情報・知識・思想・考え方の偏りが発生する事です。。Google先生が視聴履歴により再生されやすい動画をおすすめしてくる以上は情報の偏りは避けられません。本人が『この様な情報があったらいいな?』と検索すればGoogleえもんが『はい。この動画!』とインターネットポケットから便利な動画をだしてくれます。
便利なように見えますが、本人が希望する内容がでてくる訳ですから当然本人の意思を肯定してくれる動画が再生されることになり意見の偏りが発生します。ネトウヨが発生するメカニズムですね。私はむーしんさんがゆたぽん先生に感化されて学校に行かなくて最終学歴小学校となる事を避けなければなりません。
2)興味の無い動画は見ない。
ある意味1)の内容とある意味同じですが、興味がなければ中断し次々と動画を再生していきます。我慢して見続ける事が苦手になっているような気がします。つまりあきやすく辛抱ができないと言うことです。
本人が今興味がなくてもこれから先に有用な情報が含まれているかもしれませんし、中立な意見を持つには本人の望まない情報もチェックする必要があります。そうでなければ高級情報教材に騙されて購入するかもしれませんし、暗号通貨に全財産をぶちこむ可能性が高くなります。
とは言え、現実的にYoutubeを見せないのも難しいですし、このデメリットの為にYoutubeのもつメリットまで捨ててしまうのは短絡的です。どの様に使いこなすかは親の考えどころです。まだどの様な方法が良いのか不明ですが長時間流し見させる事が良くないだろうという事はわかります。
とりあえず何か別の用事をしたい時におとなしくさせる目的で使うのはやめようと思います。やはり”待つ”事をゆっくりでも教えて行く必要がありますね。
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