腊肉(la row)つくり

雑記

はじめに

中国の食材で腊肉があります。ピン音表記では”la row”。私は『なーろう』と読んでいます。

結論から言えば干し肉です。

妻が好きなのですが、日本では手に入らないので自作してみる事にしました。本当は燻製作業をしたほうが美味しいらしいですが、設備がないので今回は燻製無しで作成しました。

 

 

 

本文

とりあえず肉がないことには始まりません。近所のスーパーには塊肉は置いていないので業務スーパーで購入しました。

人生で購入した最大の塊肉3.2kgです。

3.2kgのお肉と2%の塩

塩の量は妻の父の助言により肉の2%の重量としました。1.5%がちょうどよい塩分量らしいですが、すこし高めにしています。

 

塩にさらに唐辛子、五香粉を適当にまぜました。

 

3kgの肉は吊るすして干すには大きすぎる様なので3等分(?)して、塩を塗り込みます。

 

3個ともに塩を刷り込み、キッチンペーパーに包み冷蔵庫の3日間放置します。

 

3日間放置後取り出し、結束バンドを肉に通して吊るして干せる様に加工します。

 

鳥や虫からの保護の目的でダイソーで購入した洗濯物入れ、ステンレスピンチ、ネットで干し網を自作しました。

囲いの中にいれてベランダの直射日光の当たらない、風通しの良い場所に放置しました。

肉に風があたりやすい様に洗濯物入れをカットしておきました。

自作の干し網

肉の自重で結束バンドから落ちそうです。

 

2週間後取り込みました。表面は乾燥して固くなっていますが脂身のところは弾力を感じます。

 

 

中華料理にして食べてみました。中国で食べたものとほぼ同じ食感が再現できていると思います。作成方法はこれで問題なさそうです。

 

 

 

 

 

所感

今回は試作品で少量つくってみました。

食感はほぼ中国で食べた物と同じ様に再現できましたが、風味が足りない様な気がします。やはり燻製をしなかったためでしょうか?

台所でできる簡易的な燻製器を購入して燻製をしてみる予定です。

 

燻製もうまくいけば、再来年には実家に燻製小屋をつくって大量生産をしてみようかと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました